十年振り和歌山の新宮を訪ねました。
予約便が欠航になるという連絡が前夜にJALからあり、
急遽行程を組み直し、何とかたどり着きました。
こちらは熊野大神が一番最初に降臨された神倉神社。

538段の石段を登り辿り着きます。
境内には犬は連れて入れません。

参拝に上がった主人を待たされたワンちゃん。
人犬問題だと抗議していました。
再訪の目的は以前食べた「東宝茶屋」さんの馴れずし。
3年ものの鯖の馴れずしを、
とろとろになった右の30年物につけて頂きます。

食べるとすぐに胃腸が動き出すのが分かります。
病人でも食欲が沸くと、お見舞いに買い求められそうです。
鯨やイルカの食文化が引き継がれてきた土地です。
イルカの刺身も初めて頂きました。

臭みがなく鯨よりも美味しく感じました。
その後は伊勢市へ向かいました。
途中訪れた赤木城。

見事な石垣が残ります。
夕食は伊勢市駅の傍にある創業80年の居酒屋「向井酒の店」。
頼んだ品々がすべて美味しく久しぶりに驚く店でした。
中でも下の「金目鯛の和風カルパッチョ」には感嘆。

皮はパリパリで身は柔らかい鯛と、
それぞれの味と歯応えがしっかり残った各野菜。
丁寧な仕事がとても勉強になりました。