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一泊二日の駆け足で瀬戸内を巡ってきました。
まず訪れたのは下津井の蛸料理「保乃屋」さん。
良い蛸が入荷しないときはお店を休みにされる拘りの大将。
いつも最初に口にする蛸しんじょう。
普段あまり目にしない蛸の卵が使われています。
91歳のおばあちゃんも変わりなく調理場に凛と立たれて素敵でした。
夕食は松山市の「草庵田なか」さんで。
食べ頃まで寝かせたネタのお作り。
鰆の炙りが絶品でした。
八寸に出された鮑の肝を隠し味にした鱧の煮凝りも印象的でした。
こちらは食材のマッチングに驚いた一品。
口の中で牛肉と雲丹、洋梨が共演します。
私の知らない和食の食材の使い方や調理法を丁寧に教えて頂いて毎回勉強になります。
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